2010/08/08

へバーデン結節とそれに伴うガングリオン

祖母や母からの遺伝因子の一つに、へバーデン結節があります。いつの日にかやってくるであろうと思っていた手指の第一関節の変形が進行し始めました。

【へバーデン結節】
手の指の第一関節が変形する関節変形症の一つ。原因は不明。遺伝による因子もあるといわれている。治療法は現在全くない。変形に伴い痛みが発生するが変形の症状が治まると次第に痛みはなくなる。痛みに対する治療として局部の湿布塗り薬で対応する以外にはない。
【σ(・_・)の現状】
「右手」 人差し指、中指、薬指の変形が始まって痛みがある。小指は完全に変形し終わって固定化し第一関節は全く動かない。
「左手」 中指、薬指、小指が変形し始めており痛みがある。

【へバーデン結節に伴うガングリオン】
へバーデン結節により第一関節から水が溜まり、袋状のものが皮膚の下にでき膨らむ症状。内分泌液は透明のゼリー状(ゼリー状というより、セメンダインのような感じ)。指の爪の下部にでき、皮膚が薄いため皮膚が破れ内分泌液が出ることがある。それに伴い傷ができ、何度も繰り返すことで痛みを伴う。
一般のガングリオンは手具備などにできる場合が多く、自然に消滅したり、穿刺により内分泌液を抜くことで解消される場合があるが、へバーデン結節に伴うガングリオンの場合、関節の変形というものが根底にあり、手術以外の方法では治癒することは難しい。手術は、皮膚下の袋状のものを取り除き、爪の根元を除き、さらに骨を削る。この手術の結果第一関節の痛みという副作用がある。また、再発率はとても高いようです。
【σ(・_・)の現状】
左手中指に、発生しています。二月前にガングリオンが破れ、その後何度も破れて小さくなり、大きくなるというくり返しです。現在は整形外科において経過観察中です。今の対処の仕方としては、ガングリオンを圧迫して大きくなるのを遅らせるという方法をとっていますが効果はありません。いずれ手術という形になるようです。

いつかやってくると思いつつも、こうやって身に降りかかるととても辛いものがあります。指の痛みはPCのキーボードを打つのも辛いときもあります。生活には支障はないとはいえ、陶芸家として致命傷になりかねないへバーデン結節。手術しても治らないかもしれないガングリオンとどうやって付き合っていけばいいんでしょうか。

これが私の人生の形なのかも知れません。悲しいことではありますけど、父なる神様に委ねこれからの人生を歩んでいくとしましょう。