2006/03/01

金メダル

トリノ五輪フィギュアスケート女子のフリーで、荒川静香(24)(プリンスホテル)が金メダルを獲得し日本に今大会初のメダルをもたらした。上体を後ろに反らして滑る得意の「イナバウアー」を披露した時には、会場から歓声とどよめきが自然とわき起こった。そして、最後のポーズを決めると、詰めかけた約6200人の観客はスタンディング・オベーションのエールを送った。表彰台上の荒川選手は、首から下がる金メダルを観客席に向けて掲げ、晴れやかな笑顔を見せた。インタビューでは、「力まず、楽しんで滑ることを心掛けた。思い通りに滑れた」と言っていた。演技を終えた直後の感想では「『終わった』という安心感で、これまでの思いみたいなものが込み上げてきました」。金メダル決定の瞬間は、「うれしいというより驚いていました」と本音を語ってくれました。

コリント人への手紙第一9章24節~27節

「競技場で走る人たちは、みな走っても、賞を受けるのはただひとりだ、ということを知っているでしょう。ですから、あなたがたも、賞を受けられるように走りなさい。また闘技をする者は、あらゆることについて自制します。彼らは朽ちる冠を受けるためにそうするのですが、私たちは朽ちない冠を受けるためにそうするのです。ですから、私は決勝点がどこかわからないような走り方はしていません。空を打つような拳闘もしてはいません。私は自分のからだを打ちたたいて従わせます。それは、私がほかの人に宣べ伝えておきながら、自分自身が失格者になるようなことのないためです。」(日本聖書刊行会発行の新改訳聖書より)


使徒パウロは、このように述べている。

ジャンプの原田選手のように失格者が多く出る中、荒川選手は数々の苦難を乗り越え、怪我をしながらもトリノオリンピックに臨み金メダルをとった。私たちも、人生の最終ゴール地点を目指し、賞をとることが出来るように毎日を一歩一歩、歩んでいきたいと思う。

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